本日の株価 12月8日 mRNAという技術革新について思うこと
■mRNAワクチンという技術革新
最近、救世主とされるmRNAワクチンについてです。
今日もイギリスでは早速、mRNAワクチンを接種したとの報道がされました。
第一号は90歳の方だそうです。
このmRNAワクチンが今後、感染症、特にウイルスに関するワクチンの筆頭になったことは間違いないと思います。
これまで毎年受けていいたインフルエンザワクチンや幼少期に受ける多くの予防接種の形がかわることが予想されます。特に、効き目が高いとされていたが副作用も懸念されていた生ワクチンは今後無くなっていくかも知れません。
また、ウイルスに関していえば、これまで不治の病をされたエイズがコントロール可能な感染症となった今でも、やはり完治は難しい病気だと思います。そのエイズウイルスに関しても期待してしまいす。
今回のmRNAワクチンで一気に脚光を浴びたモデルナのHPには、mRNAの可能性に関するパイプラインが示されていて、それは以下に示すものです。
- mRNA予防ワクチン
- mRNAがんワクチン
- mRNA腫瘍内免疫腫瘍学
- mRNAローカル再生治療
- mRNA全身分泌および細胞表面治療
- mRNA全身細胞内治療
正直、全てを理解できませんでしたが、ウイルス、病原菌、がん、遺伝子疾患、心不全など多くの病気に対する効果が期待できる技術だそうです。
人体を工場と見立てて、細胞内に『効果』の設計図であるmRNAを導入し、リボソームという装置を用いて病気を治すという生産性の高い治療法だと感じました。
また、明日もよろしくお願いします。